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血液中のコレステロールや中性脂肪が増加
高脂血症

 血液の中にはコレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)、リン脂質などの脂質が含まれています。これらの脂質が一つでもふえて、正常より高濃度に含まれている状態を高脂血症といいます。
 具体的には、コレステロールが240以上、中性脂肪が150以上、LDL-コレステロールが160以上、HDL-コレステロールが40未満のいずれかになると高脂血症と診断されます。狭心症や心筋梗塞、脳血管障害など、命にかかわる病気につながる危険因子として重要視されています。
 また、肝臓や腎臓の疾患、糖尿病、甲状腺機能低下症など、ほかの病気によって二次的に高脂血症になる場合もあります。高脂血症の症状は、とくにありません。


コレステロールが増加する原因

 過食動物性脂肪の過剰な摂取運動不足肥満でコレステロールは増加します。また中性脂肪は、糖分の過剰摂取アルコールの多飲過食運動不足などで増加します。
 体内のコレステロールの80%は肝臓でつくられたもので、残りの20%のみ、食事によって摂取されます。食事で摂取された脂肪は小腸で吸収され、肝臓に貯蔵されます。貯蔵されたコレステロールは、胆汁酸として十二指腸に分泌されたり、細胞膜やホルモンの原料として体内のさまざまな場所へ送られます。
 細胞膜やホルモンの原料となるコレステロールは、とくに「LDL(低比重リポタンパク)-コレステロール」といわれます。LDLは「悪玉コレステロール」ともよばれていて、動脈硬化の原因となっています。健康な人なら、細胞内で余ったLDLは「HDL(高比重リポタンパク)-コレステロール」によって肝臓に回収され、高脂血症や動脈硬化にはなりません。血液中の総コレステロールの約三分の二はLDLが占めているので、コレステロールの総量が多いときは、LDLが多いと考えられます。 


高脂血症の治療および診断

 このLDLとHDLのバランスをくずすのは、コレステロールを多量に含んだ食事のとりすぎです。
 治療は食事療法が第一です。コレステロールを含む食べ物を制限し、コレステロールの吸収をさまたげる繊維分を多く含んだ食事をとるようにして肥満にならないようにしましょう。運動療法も中性脂肪を減らすには効果的です。薬剤による治療も有効です。 

そのほかの血管の病気
動脈硬化 動脈の壁がかたくなって、弾力がなくなる病変の総称。高齢者に多い。動脈硬化がすすむと、狭心症や心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などの合併症を引きおこす。高脂血症喫煙高血圧が三大危険因子。そのほかにも運動不足肥満糖尿病なども誘因。
解離性大動脈瘤 血管(動脈)の壁は一層ではなく何層にもなっている。一層目と二層目の間に血が流れこんで、はがれた状態になる病気。血管の壁がさらに薄くなって、動脈瘤が外側に爆発すると、致命的な経過をたどることも。診断は症状と、CT検査や胸部大動脈血管造影が行われる。血液検査で有効なものはない。治療は外科治療。
バージャー病 原因不明の足の血管閉塞。中年の男性で煙草を吸う人がなる。足の筋肉は血液から酸素をもらっているが、酸素が足りなくなってきて、歩けなくなる。しばらくするとまた歩けるようになる。血管を手術で移植して治療する。
 
患者群別治療目標値

患者群は冠動脈疾患の有無、脂質以外の危険因子の数により、6群に分けられ、治療の目標が定められています。脂質以外で動脈硬化性疾患の危険因子となるのは、年齢(45歳以上、女性55歳以上)、高血症、糖尿病、喫煙です。糖尿病があればB2とします。とくに患者カテゴリーのB1〜Cに該当する人は、脂質管理の目標値を目安に、治療を行う必要があります。(日本動脈硬化学会ホームページより)
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