活性酸素が老化の大きな原因
DNAやタンパク質、細胞膜などに傷をつけ、老化の大きな原因となっているものに「活性酸素」がある。
活性酸素は、反応性の高い(他の物質を攻撃しやすい)酸素の仲間の総称である。その代表には、酸素分子に電子が一つ余分についたO
2
~(スーパーオキサイド)や・OH(ヒドロキシラジカル)などがある。
ミトコンドリアから発生する活性酸素
O
2
~は主に細胞小器官のミトコンドリアから発生する。ミトコンドリア内では、酸素をつかって生体のエネルギー源分子であるATP(アデノシン三リン酸)がつくられており、その際の副産物としてO
2
~などの活性酸素が発生するのだ。ミトコンドリア内でO
2
~が増えてくると、O
2
~はH
2
O
2
(過酸化水素)を経て・OHに変化する。
通常のミトコンドリア
体内にはもともと活性酸素を無毒化する酵素がある。しかし、活性酸素は完全には処理しきれずに、一部の活性酸素がDNAなどを傷つけてしまう。
DNAを攻撃する活性酸素
活性酸素は、DNAなどの生体分子を傷つける。とくに、・OHがDNA二重らせんの中の塩基G(グアニン)を攻撃する反応は老化に大きな影響をおよぼすと考えられる。
長寿薬を投与した場合のミトコンドリア
体内にもともとある酸素が処理しきれなかった活性酸素のほとんども無毒化される。
活性酸素を無毒化する長寿薬
活性酸素が老化に大きな影響をあたえていることから、活性酸素を無毒化する物質が長寿薬として期待されている。アメリカでは活性酸素を無毒化するMn(マンガン)化合物が開発され、線虫の寿命を大きくのばすことに成功している。
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