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17番染色体に,小児喘息をおこす複数の遺伝子変異がみつかったらしい
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喘息は,生まれたときから持ち合わせている遺伝的な要素と,環境的な要素が組み合わさって発症することが知られている。
このうち,遺伝的な要素については,くわしくわかっていなかった。
イギリス,王立大学のモファット博士らは,喘息の遺伝的な要素を明らかにするため,小児喘息の患者994人,健常者1243人の遺伝子を分析した。
そして,17番染色体の中の長腕21の位置に,喘息患者特有の遺伝子の変異を複数個みつけた。
さらに博士らは,患者のリンパ芽球細胞を調べ,これらの遺伝子変異が「ORMDL3」とよばれるタンパク質の生成過程に影響をあたえることを明らかにした。ORMDL3とは,細胞内小器官の一つである「小胞体」の膜上に位置するタンパク質である。その機能はまだわかっていない。
今回の研究によって,小児喘息の発症のしやすさを決める遺伝子の正体が明らかになった,と博士らはのべている。
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