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大規模な相関研究から,心房細動の発症にかかわる遺伝子変異がみつかった
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心房細動(AF)は最もよくあるヒトの不整脈で,心房の無秩序な電気的活性を特徴とする。
この病気は80歳以上の10人に1人がもっており,高い死亡率をもたらす。近年の研究によって,AFには遺伝が関与することがわかってきた。
カリウムチャネル遺伝子の変異が家族性AFにかかわることがこれまで示されているが,これはAF全患者のうちのほんの一部でしか確認されなかった。
アイスランド,デコードジェネティックスのグッドジャーッソン博士らは,アイスランドの集団,ヨーロッパの3集団,中国の1集団において,AFと関連のある遺伝子を調べた。
その結果,常染色体4q25上の二つの部位における変異が,AFと強い相関があることがわかった。
ヨーロッパの集団中約35%が,この2つのうち少なくとも1つに変異をもっており,AFの発症リスクは二つの変異で
それぞれ1.72倍と1.39倍と高いことがわかった。
さらに,中国の集団中でも75%が,この変異のうちの1つをもっており,AF発症リスクは1.42倍だった
今回の結果は,AFの分子レベルでの研究を進める上での基礎になるだろう,と博士らはのべている。
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