バセドウ病



バセドウ病は甲状腺機能亢進症により生じます。甲状腺の自己免疫疾患のひとつで、1000人中2~6人いると言われており、女性が男性患より5倍と多いのも特徴的です。
バセドウ病は甲状腺腫、眼球突出、頻脈、甲状腺ホルモンの過剰などで診断できます。
眼科的には、眼球突出、複視、眼球眼瞼ずれ(eye lid lag)、眼窩CTで外眼の肥厚と眼球突出などで診断されます。眼症状は軽微なものから重症のものまで様々です。

甲状腺腫
▲甲状腺腫
両眼の眼球突出を認める
▲両眼の眼球突出を認める
CT像で、眼球突出と外眼筋の肥大を認める
▲CT像で、眼球突出と外眼筋の肥大を認める


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