落屑緑内障



落屑緑内障は水晶体嚢の変性物が房水の流れを阻害して生じる緑内障です。落屑緑内障を細隙灯顕微鏡で観察すると、水晶体前嚢に不正リング状の落屑や瞳孔縁に白い粉状の落屑が認められる。落屑緑内障の進行は緩徐であるが、着実に進行する。水晶体嚢が原因なので、水晶体摘出が有効であるが、散瞳し難いこと、チン氏体が脆弱のことから一般の白内障手術よりはるかに難しい。

落屑緑内障
▲落屑緑内障
落屑緑内障から新生血管緑内障に
▲落屑緑内障から新生血管緑内障に


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