角膜炎



角膜は透明で、痛みの神経が鋭敏な組織で、角膜炎になると異物感、疼痛、結膜充血と共に角膜の混濁が起り、視機能にも影響することもあります。①細菌性角膜炎、②真菌角膜炎、③ウイルス性角膜炎、④薬物炎、⑤紫外線角膜炎、⑥異物炎などの原因により治療法が異なります。角膜に混濁を残さないように、正しい診断と迅速な対応が必要です。特に、最近はヘルペス・ウイルスによる角膜炎やソフト・コンタクトによる角膜炎が多くみられます。ヘルペス・ウイルスによる角膜炎は体調の悪い人や不摂生の人に起こりやすく、ソフト・コンタクトによる角膜炎はコンタクトの使い方が悪い人に起こります。

重症角膜炎で前房蓄膿を認める
▲重症角膜炎で前房蓄膿を認める
糸状角膜炎(角膜上皮細胞が弱い)
▲糸状角膜炎(角膜上皮細胞が弱い)
帯状角膜変性症
▲帯状角膜変性症


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