膀胱三角部炎



膀胱三角部炎は神経性頻尿・心因性頻尿・慢性膀胱炎・慢性前立腺炎・骨盤内うつ滞症候群・前立腺肥大症・更年期障害などの病気の症状引き金になる重要な病気です。膀胱三角部は膀胱にたまった尿を知覚する伸展知覚・圧迫知覚神経のある場所です。膀胱に尿がたまり膀胱の粘膜が引き伸ばされたり、膀胱の尿で膀胱が圧迫されると尿意を感じる仕組みになっています。排尿障害やホルモン低下などがあると膀胱三角部の粘膜が軽度の炎症を起こします。この炎症のために膀胱三角部粘膜が厚くなり常に伸展知覚・圧迫知覚神経を刺激するので、常に尿意や残尿感を感じたりするのです。【写真】は27歳の女性で頻尿の患者さんです。膀胱三角部炎の所見で健康な膀胱粘膜の再生をうながすためにレーザー光線治療を行いました。手術後悩んでいた頻尿は治りました。

膀胱三角部炎
▲膀胱三角部炎
膀胱三角部炎のレーザー治療直後
▲膀胱三角部炎のレーザー治療直後


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