検診で高血圧眼底と云われた



健康診断で眼底撮影を受ける場合が普通です。眼底撮影により、動脈硬化、高血圧、糖尿病、緑内障、脳神経疾患など多くの病気を発見出来る可能性があるからです。
高血圧眼底には高血圧性変化と動脈硬化性変化があります。一般に、高血圧性変化は可逆性で、網膜出血、網膜浮腫、静脈拡張などの所見です。動脈硬化性変化は不可逆性で、動脈の狭細、動静脈交叉現象、動脈の白線化などが特徴です。高血圧眼底は、K-W分類やSheie分類のように、高血圧性変化と動脈硬化性変化に分類して、脳卒中や心筋梗塞の予防のために健康診断で判定されています。高血圧や動脈硬化の人は年に1回は眼底検査を受けましょう!

軽度高血圧眼底:H1,S0
▲軽度高血圧眼底:H1,S0
中等度高血圧眼底:H2,S1
▲中等度高血圧眼底:H2,S1
高度高血圧眼底:H3、S2
▲高度高血圧眼底:H3、S2


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