●「泣いて暴れるので、危なくて治療ができない。」 「泣いて暴れるので、危なくて治療ができない。」このようなことを言われ、帰されてしまって困っているという話をよく耳にします。当院では泣いているお子様を ①いかに泣きやませるか ②泣きやんだら、どのように治療していくかその治療方針をご両親にお話しします。 |
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●では、なぜお子様は泣き暴れるのでしょうか? 原因としては 1.予防注射など過去の「痛い」思いをさせられた経験があり、その恐怖心が残っている 2.お医者さん=注射=痛いというイメ-ジによって病院や白衣を怖がる 3.お子様が治療を待っている間に目にした、ご兄弟や他のお子様が泣いたり暴れたりする治療光景を目の当たりにして怖くなった 4.アレルギー症状があり、幼い頃から病院で診療、採血など長時間の拘束を受け、精神的・肉体的ダメージを受けている 5.耳鼻科の診療(中耳炎等)で痛い思いをした経験がある |
●■当院では泣いている子供を 1.いかに泣きやませるか 2.泣きやんだら、どの様に治療してゆくか、その治療方針をご両親様にお話しします。 また、個人差はございますが3才未満のお子様はまだ親に依存する所が多いので、親子一緒に座って診療いたします。 3才以上のお子様は独立心が出てきますので一人で診療台の上に座る様に指導いたします。 この場合、ご両親様は、一緒に付き添ってもかまいませんし、中待合・待合室でお待ちいただいても結構です。 |
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●■お子様の治療に関しては 治療前には、ご両親様に治療方針をお話しし、治療後(場合によっては治療中)は、その日の治療内容を(お子様の口の中を)見ていただき、納得していただいて終了いたします。 毎回来院時にはプラークの付着状態を見て磨き残しがある場合はご両親様に報告し、ブラッシング指導いたします。 また、必要に応じてデンタル・フロスの使い方も指導いたします。 当院では待合室と診療室の間のドアーをガラス張りにしており、安心して待合室から診療中のお子様の診療風景を見ることができます。 また、お子様も待合室から診療室を眺めることにより、慣れ親しむことができ、スムーズに診療もできるように心掛けます。 |
●お子様をほめてあげて!! 診療終了後は「よくがんばったね」「よくやったね」とお子様をほめてあげていだだきたいと思います。 お子様はご両親様にほめられることで、次回の治療もがんばってくれるのです。 このように子供の性格、親御さんの関わり方を見ながら治療していくことが最善な方法だと思います。 時間がかかる場合もございますが、お子様のためと思ってご両親様もがんばっていただければ幸いと存じます。 |
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●心配ありません、お子様の治療 お子様にとつて歯の治療は、決して楽しいものではありません。しかし、乗り越えることができないほど苦痛でもありません。 小児歯科に受診したお子様の協力度を調へてみた結果、3歳児では83%が私たちといろいろな話をしながら治療ができています。 4歳児になれば94%ができるようになり、5歳以上では100%治療ができました。 このことから、ほとんどのお子様は治療できると思つてよいでしよう。 お母様は、“うちの子どもは、治療できるのだろうか’‥‘泣いたり、暴れたりしないだろうか……”と心配されることはありません。 |
●当院では次のようなことをして、むし歯予防に協力します 1.フッ素塗布 むし歯の進行を一時的に止めたり、歯の表面を強くしたりします。 また、家庭でできるフ、フッ素塗布もございます。 当院に御相談ください。 2.シーラント(予防填塞法) むし歯になりやすい奥歯の溝に、予防的にフッ素が含まれたプラスチックを流し込み、 食べものがつまらないようにします。 この方法は簡単で、削るのと違い、痛みをともないません。 しかし、つめた後、時間の経過とともに、時々プラスチックの一部がはがれたりする場合もありますので、定期的にチェックを受けましよう。 3.ブラッシング指導・フロッシング指導 それぞれのお□に合ったブラッシング指導、また、歯ブラシでは充分 に磨ききれない歯と歯の間の清掃に使用するデンタルフロス(糸ようじ)の使い方を歯科衛生士がご指導します。 |
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●定期検珍 むし歯があつても痛みがな<、気づかない場合があります。小さいむし歯であれば治療する期間も短くてすみます。早<見つけて早く治すには、定期検診がとても有効です。 目安としては、 子供:0オ~3オ未満 3ヶ月ごと 3オ~6オ未満 4ヶ月ごと 6オ以上成人 6ヶ月ごと 定期検診をおすすめします。 気がつかない様な小さなむし歯でも、数ケ月で神経まで侵します。 しかし、お子様は、自分の方からは余程のことがない限り痛みを訴えようとはしません。お子様の歯は、大人の歯の半分の大きさと半分の厚みで、歯質がやわらか<、むし歯の進行が早いため、気づくのが遅れてしまうのです。 もし、むし歯を発見したら、なるべく早<治療しましよう。 早期発見、早期治療は、お子様の歯のためにあるといっても過言ではないでしよう。 |