ピアスへの偏見


お釈迦様には大きなピアスの穴がある。

高橋クリニック (泌尿器科)
高橋 知宏

お釈迦様の耳たぶ
▲お釈迦様の耳たぶ
若者の流行には兎角目くじらを立てたくなる者です。女性のピアスは当たり前ですが、男性のピアスには「?」という印象を持ってしまうのは私だけでしょうか?特に耳たぶには経絡のツボが集中していると言われていますからなおさらです。
私の尊敬する先輩の先生が、娘さんにピアスを誕生日プレゼントされ、1年間そのままにしていたら、娘さんから「人は中身が肝腎で外見は関係ないと日頃言っているのに、いざ自分の時にはピアスをする勇気がないのだろう」と言われ、売り言葉に買い言葉でピアスをしてしまったという事件(?)がありました。当時で50歳を過ぎていましたからビックリです。
ところが皆さんがご覧になったことのある男性で、耳にピアスの大きな穴が開いている歴史上の人物がいます。誰だかお分かりですか?・・・答えはお釈迦様です。彼はインドの貴族階級出身で小さい頃から重い貴金属のピアスをする習慣があり、あのように大きなリング状の耳たぶ(耳朶環状相)になったのです。仏像を見てお釈迦様と同じ耳たぶをしていたら、成り上がり者ではなく生まれながらにして高貴な出身、あるいはインド人と言うことが分かります。お釈迦様もしていたピアス、これでピアスの偏見はなくなりましたか?
【写真】http://www.ngy1.1st.ne.jp/~kiyosikm/kmaa.htm(仏像彫刻HP)


このウインドウを閉じる
この病院のホームページへ