アルツハイマー病 |
大脳全体の萎縮によっておこる原因不明の病気。40〜60歳に多発。症状は記憶障害、徘徊、不眠、幻覚、手足のふるえ、意味のないものの収集など。 |
パーキンソン病 |
運動障害が徐々に進行していく病気。筋肉がこわばったり、動作が鈍くなったり、手足がふるえたり、上半身が前かがみになるなどの症状があらわれる。脳内で不足するドーパミンを補う薬剤で治療。 |
脳出血 |
脳内の細い動脈の一部が切れたり、破れたりして、脳内に出血した状態。破れた動脈はまもなくふさがるが、あふれでた血液は血腫になる。その血腫が脳を圧迫したり、破壊したりして、さまざまな障害を引きおこす。主な原因は高血圧と動脈硬化。急に気分が悪くなって、頭痛やめまい、嘔吐、まひなどがあらわれる。 |
脳梗塞 |
脳の動脈硬化が進み、脳血栓(血のかたまりがせまくなった血管をふさぐ)、あるいは心臓や大動脈でできた血のかたまりがはがれ、血流に送られて移動し、脳の動脈をふさぐ脳塞栓によりおこる。つまった場所から先に血液が流れないため、脳の細胞が酸素不足で壊死してしまい、脳の機能が低下する。症状のあらわれかたや進行は、脳出血のときほど急激ではない。 |
筋萎縮性側索硬化症 |
難病の一つ。筋肉が萎縮して、脊髄の神経が障害される病気。原因不明。初発症状は手足の筋力の低下。 |