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感染症の病原体

 感染症の病原体のなかで最も小さいのはウイルスです。それより大きいのが細菌です。そして次に大きいのが真菌です。
 ウイルスは細胞の形をなしていなくて、DNAあるいはRNAだけでヒトの細胞に入って、その細胞のなかで増殖します。細菌は一個の細胞でなりたっています。細菌感染には抗生物質が効きます。
 真菌はいわゆるカビです。細胞がつらなって、菌糸をつくったり、胞子をつくったりします。真菌の代表的な疾患は水虫ですが、体の弱い人が真菌感染をおこすと、全身性の真菌感染症や肺炎、さらに重篤な病気をおこすことがあります。
 抗生物質は真菌には効きません。最近だいぶ良い薬が開発されてきましたが、真菌の感染はもともと体の弱い人に多く、また、薬の効きが弱いのが難点です。体の抵抗力が落ちた人のことを「イムノコンプロマイズド・ホスト」とよびますが、たとえば抗がん剤で治療したあとやお年寄りは免疫不全状態のため、真菌の感染には注意したほうがよいでしょう。インフルエンザにも同様に注意しましょう。

21世紀は感染症の時代

 21世紀は感染症の時代ともいわれています。悪性腫瘍はもちろんまだ撲滅していませんが、だいぶ良い治療法が出てきています。感染症は、エイズでみたように新しいウイルスが出現すると、世の中全体が混乱した状況になります。感染症とのたたかいは今後もつづくでしょう。
 
感染症
エイズ(AIDS) HIV(ヒト免疫不全ウイルス)血液精液を介して感染して引きおこされる。男性同性愛者だけでなく、通常の性行為によっても男女間に伝播する。日本では汚染した血液製剤による感染者が多い。主な全身症状は微熱、寝汗、全身倦怠、下痢、体重の減少などで、リンパ節腫や脾腫(脾臓がはれる状態)をともなう。免疫機能が低下して、さまざまな微生物の感染を受け、カリニ肺炎をおこしたり、カポジ肉腫などの悪性腫瘍を併発する。きわめて致死率が高い。現在根本的な治療法がない。
インフルエンザ
(風邪症候群)
インフルエンザウイルスの感染によって生ずる急性炎症。上気道よりさらに気管支などの下気道の炎症におよぶことが多い。ほかの風邪症候群と異なる特徴は、気道の症状とともに高熱、倦怠感、筋肉痛、関節痛、頭痛などの全身症状が顕著なことである。
真菌症 真菌の感染によって引きおこされる疾患。本来、土壌中や植物に生息する腐生菌であり、偶発的にヒトや家畜に感染する。



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