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動脈硬化のいちばんの促進因子。別名「静かなる暗殺者」
高血圧

 高血圧は私たち日本人にとって非常になじみの深い病気です。日本高血圧学会によるガイドラインでは、高血圧は「収縮期血圧(最高血圧)140以上、または拡張期血圧(最低血圧)90以上」と定義されています。


目が覚めた直後の血圧を測る

 血圧を測ることは、どこの病院や診療所でもできますし、最近は家庭でも専用の機械を用いて測れます。
 自分で血圧の測定をする場合、注意すべき点は二つあります。血圧は一日のうちに、だれでも10〜20程度は変化します。気持ちだけでも変化しますし、起床した直後と活動したあととではだいぶ数値がちがうということを認識しましょう。
 また基本的には、目がさめた直後、活動する前の血圧を測って血圧の高い低いを判断しましょう。これは一日のうちでも比較的血圧が低いときです。
 血圧が少し高いだけで、何らかの危険がおきることはありません。すぐに血圧を下げる必要があるのは、先にあげた高血圧の基準値をはるかに超えた場合、たとえば収縮期血圧が180〜200以上になって倒れた、あるいは意識がなくなった場合などです。一時的に最高血圧が160になったからといって、ただちに治療を行う必要はありません。
 高血圧は「静かなる暗殺者」ともいわれています。高血圧の人は、動脈硬化が進行して、将来的に狭心症や心筋梗塞、あるいは脳梗塞、脳出血になる危険性が非常に高いのです。ただちに血圧を下げるなど、短期的にコントロールする必要はありませんが、10年、20年の単位で長期的にコントロールする必要があります。


生活習慣、とくに食生活に注意

 高血圧の治療は生活習慣をなおすのが第一です。食事、とくに塩分のとりすぎに注意しましょう。また太りすぎにならないように、適度な運動をすることも大事です。たばこはやめたほうがよいでしょう。
 生活習慣の改善に加えて、降圧剤の服用による治療が行われることもあります。いろいろな種類の降圧剤を組み合わせて、血圧を良い状態にコントロールする方法がとられています。


高血圧の九割が原因不明

 高血圧の9割以上が原因がわからない本態性高血圧と診断されます。その診断は、二次性高血圧を除外することによってなされます。二次性高血圧とは腎性高血圧、内分泌性高血圧などで、原因がわかっている高血圧です。本態性高血圧は普通、35歳以上の人が多く、二次性高血圧は比較的若い人にみられます。
 血圧の診断の際に、この腎性高血圧や内分泌性高血圧でないことを確認した上で、治療をはじめることがたいせつです。
高血圧の病気
本態性高血圧 病因があきらかでない高血圧。成人の約20%が高血圧とされるが、その9割以上が本態性高血圧と診断される。加齢、遺伝子の異常、環境因子、さらに食塩の摂取量など、複数の要素がさまざまな程度で関与していると考えられている。特徴的な症状がないため、健康診断などで発見されることが多い。
腎性高血圧 腎臓が原因となる高血圧。腎実質性と腎血管性に大別される。腎実質性高血圧は、さまざまな原因による腎機能障害で生じ、ナトリウム排泄障害による体液量の増加が原因。腎血管性高血圧は、腎動脈の狭窄で生じた腎の虚血性障害が原因。腎臓に流れる血液の量が少ない、あるいは腎障害があると、腎臓から血圧をあげる「昇圧物質」が産出されて、血圧が高くなる。腎臓、あるいは腎臓に流れる血管の治療を行う。
内分泌性高血圧 副腎(腎臓の上にある一対の内分泌腺で、皮質と髄質からなり、さまざまなホルモンを分泌)などの内分泌腺の良性腫瘍が原因であることが多い。腫瘍を外科手術で摘出し、治療を行う。

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