過敏性 腸症候群


現代人社会のストレス、特に複雑な人間関係や家庭のいろいろな問題などが原因して、腸に機能異常をおこす人が増えてきました。

西銀座診療所(内科)
隈部時雄

セルフチェック10か条

①子供の時からよく腹痛があった
②コロコロした固い便が出る
③よく軽い下痢をする
④下痢と便秘が交互にくる
⑤便のなかに粘液が混ざる
⑥不規則な食生活が続いている。
⑦暴飲暴食傾向にある
⑧ストレスの多い環境にいる
⑨考え込むタイプの性格
⑩このところよく腹痛を起こす
*以上10項目の中で、思い当たる項目が3つ以上ある方は、お近くの「かかりつけ医」で一度ご相談ください。

【この病気には3つのタイプ】

1.コロコロとした小さな便が出る。あたかもウサギの糞のような便。トイレで便が水に浮かんだりする。同時に腹痛を伴うケースが多い。
2.下痢型
少し柔らかい程度の便が1日に何回も出る症状が長期間続く。
3.交互型
下痢と便秘が1ヶ月の間で交互にくる。

20代から50代までの幅広い年齢の方に見られる病気です。
男性より女性に多くみられています。
最近では受験戦争、家庭内での問題が原因で、10代にもみられるようになってきました。


【日常生活の改善】  
 
1.考えすぎないようにする
2.規則正しい生活
3.充分に睡眠をとる
4.軽い運動を続ける
5.ストレス解消対策をする
6.1日3食バランスのとれた食事
7.刺激物、脂肪分過多食を避ける
8.夜中までの飲食は避ける
9.アルコールの飲み過ぎは避ける
10.長期的に治療に取り組む





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