食欲の秋 太り過ぎ肥満に注意



西銀座診療所(内科)
隈部時雄

「肥満のセルフケアー」

一つ一つ日常生活のセルフチェックをしていきますと、いろいろな太る原因となる問題点が出てきます。

①よく間食をする、ながら食いをする
②夕食が遅い、よく夜食を取る
③運動をしない、運動が嫌い
④朝食を食べない
⑤歩くのが嫌い、階段を避ける
⑥食事を早く食べる
⑦甘いものや、脂っこいものが好き
⑧お酒の回数や量が多い
⑨直ぐに電車や自動車に乗る
⑩定期健診を受けていない
もしこの中で思い当たるふしが3つ以上ある方は「要注意」です。

「急な減量は、かえってマイナス」
 
 よく聞くケースですが、「サウナでしぼる」というお父さん、「利尿剤で減量」というお嬢様、「マッサージでしぼり出す」というありえないことを信じている方、無理に「激から食品」を食べる等があるようですが、これらの方法には重大な問題があります。
 肥満症の原因は、主に脂肪分の過剰です。
 目先の体重に一喜一憂しないで、標準体重になるべく近づけるように、地道に日常生活の改善に取り組みましょう。
 
「ダイエット情報の盲信はキケン」
 
 ダイエットのベストセラー本の内容を調べた学者がいます。その結果、ほとんどのダイエット方法には、何らかの学問上・医学上の欠陥があると判明しました。
 中には直接生命にとって重大な問題を引き起こす恐れのある、極端な本もあるようです。
 ダイエットを始めるにあたっては、お近くの「かかりつけ医」の先生によくご相談してから始めるようにして下さい。


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