ぜんそく


「診断と治療」

西銀座診療所(内科)
隈部時雄

ドクターアドバイス画像
▲隈部時雄院長
典型的な場合は症状と診察で診断がつきます。
次に肺の機能検査や血液検査などをします。
治療には発作時の治療と体質改善などの予防的な治療方法があります。
減感作療法という治療方法もあります。
薬物療法には、ぜんそく発作時に治療薬と、発作のないときの予防薬とがあります。
この治療では、吸入ステロイド薬が使われます。
ステロイドと言うと、副作用を心配する方も多いでしょう。
しかし、吸入によるステロイド薬は、まず、心配ありません。
医師の指示に従い、薬に量や回数を守って下さい。

又、抗アレルギー薬というお薬を服用していくという治療法もあります。
また日常生活の注意をする事により、ぜんそく発作を起こさないようにすることも大切な治療法です。
夜間ぜんそくを起こした時は、横になりふとんに寝た姿勢でいると、ますます苦しくなります。
起き上がってゆっくりソファに座り、座位をとるようにした方が呼吸は楽になります。
かかりつけ医の先生とよく相談の上、適切な診断の下、予防や治療に取り組んでください。
続く


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