運動療法のすすめ(3)
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西銀座診療所(内科) 院長 隈部時雄 |
個人個人に適した運動の種類、強度、量、頻度などを決める為には、医学的な根拠に基づいて種々の検査をして決めることです。 しかし、これを誰もが実行することは現実的にみてなかなか大変なことです。 そこで実際的な運動の強度を決める方法は、その人の最大運動能力の70%、やや余裕をもって60%の運動をするとよいでしょう。 昔から腹八分といいますが、運動六分といったところが丁度よいかと思います。 ジョギング中の突然死やスポーツ障害に対する反省から、ジョギング先進国のアメリカでも健康のための運動として、ウォーキングが推奨されています。 40歳以上の人は、“歩け!歩け!”からスタートしましょう。 <つづく> |
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