運動療法のすすめ(2)


運動による効果

西銀座診療所(内科)
院長 隈部時雄

ドクターアドバイス画像
▲隈部時雄 院長

※心臓・血管や肺
 身体の酸素摂取量を増やし、循環器、呼吸器の機能を高めます。血圧を下げる効果も期待できます。

※体力増強
 筋肉を柔軟にする、筋力強化とともに、疲労を起こしにくくします。

※肥満の解消
 中性脂肪を消費させ、善玉コレステロールを増加させ、成人病の大敵である肥満を解消します。ただし、中性脂肪が消費されるためには、20分以上運動を続ける必要があります。

※糖尿病の予防
 インスリンの働きがよくなり、エネルギーの消費が促進されます。

※けがの予防
 けがをしない身体作りをしましょう。

※骨粗しょう症の予防
 特に女性に効果的です。

※いろいろな波及効果
 ストレスが減る、食欲が増す、不眠や便秘の解消になる、生活が規則的になるなど。さらに、地域や会社での交流促進、バリアフリー活動・国際交流などにも活用できます。
 ゴルフやジョギング中に突然死という事を聞きますが、運動するということは、健康に良いことばかりではなくて、かえって健康を害することさえあり得ます。
 一度『健康のための運動とは何か』をよく考えて見ましょう。  <つづく>


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