運動療法のすすめ(2)
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運動による効果 |
西銀座診療所(内科) 院長 隈部時雄 |
※心臓・血管や肺 身体の酸素摂取量を増やし、循環器、呼吸器の機能を高めます。血圧を下げる効果も期待できます。 ※体力増強 筋肉を柔軟にする、筋力強化とともに、疲労を起こしにくくします。 ※肥満の解消 中性脂肪を消費させ、善玉コレステロールを増加させ、成人病の大敵である肥満を解消します。ただし、中性脂肪が消費されるためには、20分以上運動を続ける必要があります。 ※糖尿病の予防 インスリンの働きがよくなり、エネルギーの消費が促進されます。 ※けがの予防 けがをしない身体作りをしましょう。 ※骨粗しょう症の予防 特に女性に効果的です。 ※いろいろな波及効果 ストレスが減る、食欲が増す、不眠や便秘の解消になる、生活が規則的になるなど。さらに、地域や会社での交流促進、バリアフリー活動・国際交流などにも活用できます。 ゴルフやジョギング中に突然死という事を聞きますが、運動するということは、健康に良いことばかりではなくて、かえって健康を害することさえあり得ます。 一度『健康のための運動とは何か』をよく考えて見ましょう。 <つづく> |
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