運動療法のすすめ(1)


運動のすすめ 10カ条

西銀座診療所(内科)
院長 隈部時雄

ドクターアドバイス画像
▲隈部時雄 院長

(1) 体力や心配機能の向上、筋力や柔軟性の改善、心理的にもよく、その結果生活の質を高めます。

(2) 何よりも気楽にマイペースで「楽しい運動」を行いましょう。日常生活の中に、まず体操を取り入れましょう。

(3) 腹八分、運動六分が丁度よいでしょう。一人ひとりに適した、『健康のための運動とは何か』を見わけましょう。

(4) 1日200Kcalを消費する運動を追加しましょう。なによりも歩け!歩け!『1日1万歩』目標にしましょう。

(5) 運動前のウォーミングアップ(準備運動)とクールダウン(整理運動)は、十分に行いましょう。

(6) 運動は、肥満症・糖尿病・高血圧症などの成人病の「治療と予防」に必要なキーポイントです。

(7) 運動前に胸痛・息切れ・めまい等と脊椎・関節・筋肉等の自覚症状の有無のチェックをしましょう。

(8) 高齢者の運動は、特に安全第一で行いましょう。目安として、脈拍数が130を越えるようなら運動を中止しましょう。

(9) 運動は「両刃の剣」、効用と障害の両面を持ちます。少しでも気分が悪ければ、直ちに中止する勇気を持ちましょう。

(10) 成人病などの有る方は、専門の医師による運動療法適応の総合的判断、運動処方を受けましょう。  <つづく>


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