食中毒 (2)


食中毒を防ぐキッチンチェック10カ条(後)

西銀座診療所(内科)
院長 隈部時雄

ドクターアドバイス画像
▲隈部時雄 院長

食中毒を防ぐ為には、簡単な予防チェックを毎日実行しましょう。前回に続き食中毒を防ぐキッチンチェック10カ条のつづきをご紹介します。

■食中毒を防ぐキッチンチェック10カ条(後)■


(5)調理器具
 ●まな板や包丁やふきん等は、熱湯、漂白剤等で定期的に
  消毒、乾燥。
 ●台所をもう一度よく清潔チェック。

(6)調理
 ●加熱、特に中心部まで十分に。
 ●途中で料理を止める時は、直ぐ冷蔵庫へ。
 ●流水でよく洗う。
 ●傷がある手で調理しない。

(7)食事
 ●食品は調理したらすぐ食べる。
  (O-157は室温20分で2倍に増える)
 ●温かい物は温かいうちに食べる、冷たいものは冷たいうちに食べる。
  つまり、おいしく食べるのがポイント。

(8)手洗い
 ●石鹸を使い丁寧に洗う。
 ●特に、指を丁寧に洗うことが大切。

(9)残存食品
 ●すぐに冷蔵庫へ、分けて保存。
 ●あやしい物は捨てる。
 ●再加熱は特に十分に。

(10)健康管理
 ●日常の健康増進が予防になる。


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