低血圧症 (4)
けがの予防
西銀座診療所(内科)
院長 隈部時雄
▲隈部時雄 院長
低血圧症の人が症状が出たのをじっと我慢していると、失神を起こし、ケガをしてしまいます。場合によっては頭を打ち、重い怪我をすることになります。長時間座っていた時やお風呂から出る時も注意して、ゆっくりしましょう。
また駅の階段でケガをする事もあり、電車のホームから線路へ転落するなどという危険なケースもあります。もし少しでも気分が悪くなったら、すぐにしゃがむか、横になるようにしてください。
なお、階段の昇り下りには、手すりを持つように心がけましょう。<つづく>